アンソロジー【獣・人外BL】


【内容紹介】
発情するのはおまえだけ。――もふもふリアルなケモノから獣人、神様、未知の生物!?まで、豪華ラインナップの人外BLアンソロジー! 【豪華執筆陣】高永ひなこ/元ハルヒラ/直野儚羅/琥狗ハヤテ/草間さかえ/九重シャム/えすとえむ/楢崎壮太/東野 海/街こまち/名取いさと/カメイ与五郎太/櫛野ゆい(cut:葛西リカコ) cover illust:高永ひなこ ピンナップ:池 玲文



おすすめ度:★★★★

試し読みはこちら↓

獣・人外BL

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2015年6月発売のアンソロ。
コミックス未収録の草間さかえさんの短編目当てに買いました。

当たりはずれの多いアンソロの多い中、
こちらはかなり面白かったです。


全体的にエロは控えめです。
獣人なので基本ファンタジーなのですが
設定がややこしいものもなく読みやすいです。




~気になるtnk修正情報~

hontoで読みました。
白抜きです。あまり描いてない方も多いです。




以下、ネタバレありの各作品の感想です。




■囚われの男 高永ひなこ

カバーの二人の話です。美しい!!
人間が治めていた国に獣人による反乱が起こる。
一矢報いようと獣人の主の屋敷に侵入した王子だが…

まだプロローグって感じだけど、
人間と獣人の思い、ロミジュリ的な要素と、
ワクワク感がすごい!
でもいかんせん短い。もっと読みたい!

これで新連載始められそうですね。



■ぼくの獲物 街こまち

腹ペコキツネがウサギを食べようとして
ウサギに食われちゃう話。
ウサギ=性欲旺盛設定が大活躍w


■神の贄 東野海

身寄りがなく盲目の美青年が
神に生贄として差し出される話。
えー!フクロウに抱かれるの?と思ったら
人型に変身してくれましたよ。
長髪美形どうしの美しいエロ。
目も治ってめでたしめでたし。



■先輩に繭とオレ 九重シャム

外身が獣型がほとんどの世界。(中身は人間)
外身も人間は希少なのでモテモテの主人公。
でも主人公が好きなのはつれない先輩で…。

ほのぼのっぽいので安心してたら
取り巻きにリンカンされる展開にビビった。

もちろん先輩が助けてくれるんですが、
すでに挿入されてるのもビビった。
挿入される前に助けられるのが普通だと思った。

あ、ちょっと入っただけだからノーカン?
よく言う「先っぽだけ」みたいな?(違います)

それはともかく、誕生日だけ人型に戻る設定で
獣エロも普通の人エロも両方楽しめますw

リンカンもアオカンもほのぼの読んでしまう
不思議な漫画だった。嫌いじゃない。



■ねこねこハニー 楢崎壮太

凹むと猫に変身する体質の亜以。

ねこねこハニー

ねこねこハニー


猫をひたすらモフモフする漫画ですが
腹モフのところでもしや…!と思ったけど
違いましたね、ねこねこハニーだもんね。



■the basement えすとえむ

地下室に鎖で繋がれている獣人。
角を舐めてるのがエロかったです。

しかしお母さんヤバすぎるでしょ…
息子も順調にヤバげに育ってます。



■銀杏のはなし 草間さかえ

このお話目当てにこの本を読みました。
よかった!目頭が熱くなりました!

小さな祠の両脇に植えられた二本の銀杏の木。
色んな獣を読んできたけど、まさかの木。
雄木同士なのでちゃんとBLです。

ショタ時代にほっこり、青年時代にニヤニヤ。
そして早すぎる別離に胸を絞られ…
思わぬ再会に感動してしまいました。

これは短編だからこそグッとくるんだろうなぁ。
久々にいい短編を読みました。



■AΩ(アルファオメガ) 琥狗ハヤテ

ガチ鳥同士なんだけど萌えました。
鳥の口移しにドキドキしてしまうって言うね…!

恐竜っぽい?鳥と現在の鳥に近い形の鳥。
「鳥は生ける恐竜」って聞いたことがありますね。
終わりの鳥と始まりの鳥が寄り添って生きていきます。

BLって言うか雄…なんだよね??(そこからか)
でも愛があって私は好きなお話でした。



■ボクの旦那様 直野儚羅

ドーベルマン×猫。
こちらは受けの猫は人間っぽい外見で
攻めの犬はガチ犬って感じでした。

ショタかと思ったら成人してるとは!
それを聞いた途端に抱かれちゃうのワロタw
エロ薄目のこのアンソロでは一番エロかった。

みそっかすに見えたけどまねき猫だったのですねー。



■僕だけの愛しい悪魔 名取いさと

馬の亜人です。馬受けなんですけどね、
馬並みのものがもったいないですよねー。
白抜きだったけど相当なサイズ感ですよ。

実は悪魔だったディエゴは
自分に向ける欲望を食わないと死ぬ。
具体的に言うと口か直腸に精液、だそうな。
直腸…いや、そうなんだけど、直腸か…。

って、あれっ?
エイデンとならそういうことをしなくても
生きていけるんだって…


あ、そうなんだ~。
よかった、と言っていいのか、BL的には…?



■神様のしっぽ カメイ与五郎太

狐又がオロチに襲われる話。
おっ、ここで触手エロが出てきたよ!
こちらはちゃんと寸止めで救出されます。



■白狼王の愛嫁 櫛野ゆい ill.葛西リカコ (小説)

こちらの番外編です。お風呂エロ。

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櫛野 ゆい
リブレ出版 (2015-06-19)
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新婚ラブラブのイチャイチャでした。
受け「お湯が入っちゃう!」
攻め「そのようなもの、すぐに掻き出してやる…!」

という定番のやり取りに和みます。

お湯が多少汚れても王様だから許されるw



■ひとりぼっちのタンタ 元ハルヒラ

『マウリと竜』2巻に収録された話ですね。
このお話大好きだなー。



 
モフモフには特に萌えはないのですが、
お話が面白い作品が多くて楽しかったです。
特に好きなのは、草間さんと九重さんと琥狗さんと直野さんかな。
草間さん以外は普段から獣やファンタジーをよく描いてるイメージ。

エロ的にはそそられる作品はなかったのですが、
高永さんの続きがあったら絶対萌えた気がします。

しかし、片方が人型だと攻めが獣のパターンがほとんどですね。
攻めが人間で獣を犯してるの、あんまり見ないなー。
(双方が獣はノーカン)

あれですかね、毛むくじゃらだと
表情が分かりづらいからですかね??
赤面してるかどうか多分分からないw

などと、ちょっと新しい発見もあり、楽しかったです。



ところで、一番私の心にグッと来たのは、
実はライターズコメントなのです。

「まだ人間で萌えてるんですか?
 …という気持ちでいっぱいです。」


この攻め攻めな池玲文先生のコメント、
男前すぎませんか??

ちょっと惚れそうになりましたw

池先生はこのアンソロではイラストのみでした…
池先生の獣人の漫画読みたかったなぁ。







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Tag:★4

COMMENT 2

ちぃみな  2016, 11. 24 [Thu] 11:51

雌雄異株

ハムコさん こんにちは〜♪
またまた偏った愛を叫びに来ましたw

イチョウBL素晴らしいですよね!?
人外『BL』なのに、植物とはこれいかに・・・?と思ったら
雌雄異株を持ってくるとは・・・!
園芸好きな草間先生ならではの発想に、まず脱帽しました。

とても自然なストーリーですよね。
無理が無いのに、感動的。
最近、無理というかご都合展開に目をつぶるケースが増えてるので
流れるようなストーリー展開にうっとりしました♪
漆器木地として再生した二人が再会したシーンは、
涙もろい私はもちろんうるうる来ましたよ。(TдT)

片方は着物に髷で、片方はスーツに断髪というのも、
再会に要した時間を自然に表していて、ぐっときました。
白い髪のイチョウさんは、長髪の着流しも決まってたので、
一粒で二度いや、月代姿入れたら三度美味しい感じですよ。
黒髪さんの『当世風』とか、いなせな言葉遣いにも痺れます〜。

たった16Pでこの完成度、すばらしいー! (〃∇〃)

こないだは「幸せの条件」をマガビーに描かれてましたけど、
リブレで一冊にまとまる日はいつ頃ですかね〜。
そして、そのとき委員長の話の続きの二つは入れてもらえるのか??
気長に待つつもりはありますけど、気になる…。

では、また♪

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ハムコ  2016, 11. 24 [Thu] 22:12

>ちぃみな様

ちぃみなさん、こんばんは!

> イチョウBL素晴らしいですよね!?

そうなんです、最初の試し読みがショタだったので
う~んと思って読んでなかったけど、良かった!

> 最近、無理というかご都合展開に目をつぶるケースが増えてるので
> 流れるようなストーリー展開にうっとりしました♪

最近説明過多な作品が多い気がするのですが、
さほど説明もセリフも多くなく、
でもちゃんと分かりやすくてよかったです。
過不足ない感じというか…ページ数もちょうどよかったです。

> 漆器木地として再生した二人が再会したシーンは、
> 涙もろい私はもちろんうるうる来ましたよ。(TдT)

そういう着地点が!と目からウロコでした。
そうそう、枯れた年月に差があるから、服装がね~。
細かいところもすごくよかったですね。

> 黒髪さんの『当世風』とか、いなせな言葉遣いにも痺れます〜。

草間さんの時代劇BLとかも見てみたいなぁ。

> リブレで一冊にまとまる日はいつ頃ですかね〜。
> そして、そのとき委員長の話の続きの二つは入れてもらえるのか??

ずっと待ってるんですけどね~。
草間先生はコンスタントに作品を描かれているし
リブレでもお仕事をされているから、いつかは…と思うけど
ほんといつになるか分からないですよね~。

コメントありがとうございました♪

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