【玻璃の花 紅蓮の章】 稲荷屋房之介


玻璃の花 紅蓮の章 (H&C Comics ihr HertZシリーズ)

【あらすじ】
鬼の血を引く燚[イツ]に欲望のままに襲われ、交わってしまった瑞慧は、その代償として双子の兄、春宮・敦明の身代わりに人形[ヒトガタ]となった。
防ぎきれないほどの呪詛に晒され限界に達していた瑞慧を守ると決意した燚は隠し名をつけ、高野山にむかった。
化生の外法師・蘆屋道満の誕生である。瑞慧と交わった道満には彼を狙う術者の気配がわかる。
道満が汚れ仕事を請け負い、術者を狩り出したおかげで瑞慧の苦しみが永く続くことはなくなった。
だが、呪詛がきかないことに業を煮やした左大臣・藤原道長はついに安倍晴明を召し寄せた。

道満と瑞慧、ふたりの再会後の描き下ろしを加え「玻璃の花」堂々の完結!!



おすすめ度:★★★(3.5ぐらい)

試し読みはこちら(出版社サイト)

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『玻璃の花』完結編。
先に「雪花の章」を読んでからお読みください。

絵が本当にきれいでため息。
歴女の方は好きな内容だと思います。
でもこの辺の歴史詳しくない方には
結構難解かもしれない。



~気になるtnk修正情報~

全然出てこない…




ざっくりした感想はこちら。


「枝葉を除けば話はシンプル」

「迫力満点のアクションシーン」

「『血肉の交わり』=セックス?」


以下、ネタバレありの感想です。




「枝葉を除けば話はシンプル」

『雪花の章』は時系列が分かりづらく、
登場人物があまりにも多く、
ちょっと難解に感じていました。

この『紅蓮の章』はそれに比べて
お話自体は分かりやすかったです。

安倍晴明だの藤原道長だの
色々と出てきていましたが、
それはもう横へ置いといて。(置くな)

道満と瑞慧のことだけ
考えた方が分かりやすい。


燚(道満)を守るために進んでヒトガタになった瑞慧。
そんな瑞慧を力をつけて助けに来た道満。

ここさえ押さえていれば大丈夫!

え?安倍晴明?

前作(現在絶版)で主人公だったらしいけど
ダイジェストでよくわからない。(求む読解力)

もう理解するのを諦めることにしました。
枝葉の事を考えると幹を見失って
お話自体が分からなくなります。





「迫力満点のアクションシーン」

アクションシーンの迫力がすごいです。
これはこの画力あってこそ。
カラー口絵もすごくきれいで見とれますね。

そして個人的にはやっぱり
成長した道満の裸が好きですw
いい筋肉しとるw


願わくば成長バージョンでエロ見たかったな…





「『血肉の交わり』=セックス?」

鬼の血を持つ燚(道満)が発情して
それを受け入れた瑞慧。

鬼と「血肉の交わり」を交わしたことで
ヒトガタに最適な強い身体になったのは
何とも皮肉…。

ていうかさ!

「血肉の交わり」ってセックスでいいの?
それともがぶがぶ咬まれてたから
そこから鬼の血が入ってしまったの?

何でこだわるかというと、
これがセックスでないのなら、
この本はセックスシーンがないってことに…

未遂のようにも見えるし、
完遂したようにも見えるし、
どうなんでしょうね?

え?そんなところ重要じゃないって?
私には重要なんです!(`・ω・´)キリッ




設定は細かいところまで作り込まれていて
再読すればするほど気づきがあるんですよね。


歴史に詳しい方は登場人物の名前だけで
ピンとくると思うので楽しめると思います。

反面、この辺の歴史に興味ない方には
厳しい作品だとも思います。

正直、あと2~3巻は必要な話だと思いました。

駆け足なので全体的にダイジェスト観てる感覚。
アソビの部分が全くないのもちょっと辛いところ。

(ギャグとかエロとかエロとか)

ハイクオリティーなだけに少しもったいないです。

安倍晴明のくだりをばっさりカットして
分かりやすく別に悪役を仕立てた方が
よかったかな、と個人的には思いました。
(前作で主人公なので晴明を悪役には
できなかったのじゃないかな)

歴史好きの方は楽しめると思うので
是非チャレンジしてみて下さい!





ところで、前作で心配していた白菊。
(道長に抱かれていた白拍子)
その後を心配してましたが、
無事救出されてました!よかった!

あ、モブに輪姦されてたから
「無事」ではなかったんだった…




ここまで読んでくださってありがとうございました。
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Tag: ★3

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