【かげふみの恋】 ロッキー

かげふみの恋 (Charles Comics)

かげふみの恋 (Charles Comics)

  • 作者:ロッキー
  • 出版社:三交社
  • 発売日: 2017-02-25

【あらすじ】
好きな人には、好きな人(オレの父さん)がいました。

悠太は伯父の秋文さんのことが好き。
でも、秋文さんは悠太の父親のことが好き。
二番以下の自分にこんなにしてくれるなら、
叶うはずのないオレの想いは成就しているんだ。
それでもくやしいんだよ――…

伯父×甥っ子の表題作の他、オメガバース作品を含む珠玉の短篇集。
描き下ろし大量の40P!



おすすめ度:★★★★


4/25~電子配信始まりました!




*******


2月の新刊の感想です。(もうすぐ4月ですが…)
ロッキーさんの3冊目のコミックス。
叔父と甥やオメガバースなど
色々盛りだくさんの短編集です。

お名前を聞くとつい
「エイドリアーン!」と言いたくなりますが、



全然かけ離れた「静謐」という言葉が
びったりな作風の作家さんです。

どのお話も静かで切なくてじんわり沁みました。
あまり得意じゃない設定も楽しめました。
そしてロッキーさんのコミックスで
これが一番エロいかも。





~気になるtnk修正情報~

紙で読みました。白抜きです。
形はわかるタイプなので
まあ許容範囲かな…





以下、ネタばれありの各短編の感想と
総合しての感想です。




■かげふみの恋

表題作。
片思いしていた親友と妹が結婚し
生まれた甥っ子が伯父に恋をする話。

身代わりも近親も好きな題材じゃ
ないんですけど、これは結構好き。

これは伯父×甥というより、
片思いVS片思いなんですね。

自分の見た目(父似)を利用してでも
好きな人を手に入れようとする甥と
甥を受け入れながらも
未だに親友の古い写真(3ショット)を
飾り続ける伯父。

諦めが悪い方が勝つという勝負。

…甥っ子が静かに勝利していることに
早く気づけばいいのになって思いました。



■僕たちはまるで誘蛾灯のように
■籠の中


オメガバースです。
α×Ωの番の運命に引きずられるのに
嫌悪しながらも惹かれてしまう葛藤。

たまたま好きな相手が番で良かったな。
繁殖繁殖って感じのオメガバースなのに
Ωが「子供はいらない」というと
すんなり受け入れてくれたαが男前でした。
こういう人の子供なら産みたい。(矛盾)

ところで、カバー下の宮田カップルの
麗しさにびっくりですよ~。これ読みたい。





■あなたは冷たい

いじめられっ子が行き着いたのは
以前両親と住んでいた家。
今の家主は謎の男。
そこの庭には××が埋められていて…

さみしい境遇だった主人公が
やっぱりまたさみしい思いを…と思ったら
ラストがすごくよかった( ;∀;)そう来たか!




■嫉妬と支配欲の共生論

えええ
ロッキーさんが緊縛!!!


嫉妬と支配欲が共生する道は
緊縛だったのか…(?)

なかなか歪んだ心理ながら、
そこそこ精神の健康さも残していて
わりと安心して読めました。

彼らは幸せになれる気がする。

この作品が一番エロかったです。
tnkスリスリしあうのいいね!




■今度は幸せになろうね

前世は心中したヤクザの夫婦。
同じ高校で出会ってグイグイ行きます。
あれ?これ、嫁のほうが攻めになるの…?

男同士だけど前世よりは幸せになりそう。
前世がひどすぎただけだけど…w





シャルルのアンソロから収録なので
様々なお題で描かれた短編集です。

普段のロッキーさんだと
あんまり描かなさそうな題材も
ちゃんとロッキー節に仕上げてて
しっとり上品に仕上がってます。

ロッキーさんが描いたら
オメガバースも近親も結構いけた!
オメガを大事にするオメガバースはいける。




ところで、描き下ろしの追加エピがよかった!
表題作カップルはさらに甘く、
緊縛カップルはちゃんと対等で萌える!

いじめられっ子も心中カプも
仲良くやってそうでほっこりでした。



■おすすめロッキー作品

きみが終着駅

きみが終着駅



タイトルがまた素敵。




ここまで読んで下さってありがとうございました。
いつも応援ありがとうございます(^v^)
ポチっとしてもらえると喜びます
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL漫画感想へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ

        

Tag:★4

COMMENT 0