【ヒミツのBL日本史】を読んでみた


【内容紹介】
教科書や時代劇には出てきません。
稚児愛や小姓への愛着、男同士の色物語を
タブーなしの歴史でゆる~く萌えろ!



こんな本を見つけたので読んでみました。
コラムとマンガで日本史における「男色」について
分かりやすく説明した本です。

コアな歴女の方にはまだまだかもしれないけど、
ライトに歴史をさらうにはぴったりの一冊です。


ざっくりした感想はこちら。


「日本ってすごい国」

「男色と衆道の違い」

「指は小指から、お尻は温める」


以下、ネタバレありの感想です。






「日本ってすごい国」

日本で一番最初に男色の記述が出てくるのは、
何と『日本書紀』(西暦720年)だそうな。

早っっ!!

『万葉集』で大伴家持が美少年と歌を贈り合っていて、
少なくとも奈良時代には男色があったらしいです。
『源氏物語』の光源氏と空蝉の弟もそうらしい・・・。
昔読んだけど気づいていなかった・・・。(日本最古のBL?)

時代によって対象は異なれど、平安時代~大正時代までは
男色は当たり前のように存在していたらしいです。

他の国でも同性愛はあったのだろうけど、
こんなにオープンな国は少なかったらしく、
外国人がびっくりするという描写がありました。

日本ってすごい国だな!




「男色と衆道の違い」

男色と衆道って同じだと思ってたけど、違うんですね!

男色・・・女性の代わり。快楽が目的。浮気しまくり。
衆道・・・精神的な絆を重視。一対一。浮気厳禁。


男色は僧侶が女を抱く代わりに稚児を愛でることから
流行したのだそうです。

稚児のことと言い、兎を鳥と言い張って食べたりとか
坊主って全然我慢してないよね・・・と思った・・・

武士の衆道については男尊女卑の精神から
女色より衆道を重んじたそうな。
それはそれで腹が立つような気が・・・




「指は小指から、お尻は温める」

一番面白かったのは「陰間の仕込み方」

お尻を慣らすために入れる指の順番が
ちゃんと決まってて図解されてますw
その名も「尻穴を彫る五指の図」
名前がストレートすぎ!

まず小指から入れて休憩をはさみつつ
順番に指を変えて慣らしていきます。
BLみたいに人差し指+中指から始めるなんてもってのほか!

今思えば「愛くらいちゃんと」の石倉先生は
ちゃんと小指から入れててえらいな・・・w


攻はみんな小指から入れてあげてください!


あと、年を取ってフニャチンになった老僧の為に
稚児がしてあげた前準備がすごかったですw

若者に掘ってもらったり、張り型を入れたりして、
最後は炭火でお尻をぬくぬくに温めるといいらしい!

なかなか入らないとお悩みの受はお尻を温めるといいよ!



平安貴族や戦国武将、将軍や文豪など、
有名な偉人も結構男色家だったんですね~。

よく色んな歴史物で腐妄想をしてると
「これだから腐女子は・・・」的にディスられますけど、
大体合ってるじゃん!

今後は安心して腐ろうと思います。



ここまで読んで下さってありがとうございました。
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COMMENT 6

箱マダム  2015, 03. 20 [Fri] 19:19

歴女

最近、わたしも「男色の日本史」という外国の方が書いた
本読みまして、むかしから江戸時代のBL文化、
衆道も男色も陰間も念者もいっしょくたにすきです。
いいですよね、おおらかで。
性愛の奔放さが文化を熟成させるのでせうか。
(石田純一みたい・・)
いろいろ本を読み漁った成果としては、
潤滑剤としてのずいきの煮込み方とか、
陰間作法とか、わたしには関係ない知識が
わたしの頭に詰まっています(綿くず)。
いちばんすきなエピソードは、稚児狂いのぼうずの棒には、
洗ってもとれない黄色の輪染み(きゃっ!きたなっ)が
ついてるそういうのを「袈裟まら」(坊主だけに!)というそうです。
誰に話しても、軽蔑されること必至のトリビアでしたー。

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みるる  2015, 03. 20 [Fri] 19:35

こんばんは♪

うふふ( *´艸`)
大好きです、このテの話www
昔の日本の性文化は独特だったんですね~。
武士だと契なのでしょうか。
武田信玄とか有名ですよね。
お坊さんだととんちの一休さん。

私は一時、男色文化の本を求め図書館に入り浸りになりました( *´艸`)
歴史の棚や民俗・風俗の棚にけっこうあったりして読み漁ってましたね。
男色の浮世絵もあったりして、ちょいビックリでしたよ。
本開いて周りが気になって直ぐ閉じました(^^;)
TNKがまんまなの、それも素晴らしくビックに描かれててwww
それインできないでしょってくらいの大きさなんですよ。
ハムコさんも機会があったら是非見てみて下さいっ!
私も五指の図解は見た事ないので今度見てみるwww

浮世絵はないけど「ハガクレ★カフェ」ってサイトに色々と詳しく男色の事が記載されてます~。
良かったら覗いてみてくだ~い♪

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ハムコ  2015, 03. 20 [Fri] 21:40

>箱マダム様

箱マダムさん、こんばんは!

そんな本もあるんですね!図書館にあるかしら。
私が読んだのはもっとライトなので
箱マダムさんが知ってることしか書いてないと思いますw

エロは文化を発展させる原動力になると思います。

ところでずいきを使ったBLって見た事がないです。
時代物自体が少ないですもんね。

> 洗ってもとれない黄色の輪染み(きゃっ!きたなっ)が
ええええええ!!シミになるんですか!?イヤアアア!!
「袈裟まら」覚えました。今度から積極的に使っていきます。
使い道は全く思いつきませんがwww

コメントありがとうございました♪

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ハムコ  2015, 03. 20 [Fri] 21:50

>みるる様

みるるさん、こんばんは!

この本はかなりライトな感じなのですが、
武田信玄も伊達政宗も載ってましたよ!
女の身がわりは萎えですけど、
契ってちょっといいですよね。

> 男色の浮世絵もあったりして、ちょいビックリでしたよ。
浮世絵って結構露骨ですごいですよね~。
なんかすごい絵なのに、表情がわりと無表情で
そこがシュールなんですよね・・・。

私大き過ぎるのは怖い派なんですけど、
やっぱ男色でも大きい方がいいのかしら・・・。
今度図書館行ってきます!!

> 私も五指の図解は見た事ないので今度見てみるwww
『艶道日夜女宝記』という艶本に載ってる図だそうです。
でも『ヒミツのBL日本史』にも簡単に載ってますよ!

> 「ハガクレ★カフェ」
こんなサイトがあったんですね!
チラッと見たけど面白いですね~。
時間のある時にじっくり読んでみますね(^v^)
教えて下さってありがとうございます!

コメントありがとうございました♪

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JJJ  2017, 10. 22 [Sun] 16:04

どうもはじめまして。

とりあえず「男色と衆道の違い」だけでも多くの人に認知してもらいたいですね……と。
葉隠における衆道論などはそれこそ男同士に留まらず、世のほとんど全ての人間関係にも
当て嵌まるであろう大事なことだと思うのでして。無いとすれば我々こそが異常なのさ

 恋愛至上主義とは相手を次々に変えて恋愛を楽しむことではない。そういうのは色情狂である。
 初めて恋愛至上主義という言葉が出てくるのは、英文学者・厨川白村の「近代の恋愛観」である。
 彼はここで、「恋愛の自由」と「淫奔な自由恋愛」をごっちゃにするなとか、次々に相手を替えるのは
 一人の相手さえ愛し得ない不幸な人だとか、永続性は恋愛の本質的要素であるとか、生真面目で
 理想主義的な事を述べている。これこそが恋愛至上主義なのである

というのは呉智英夫子の指摘*2でしたが。愛とは戦いに近いのでしょうか

*引用:「マンガ狂につける薬 二天一流篇」P148

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ハムコ  2017, 10. 22 [Sun] 16:30

>JJJ様

JJJさん、はじめまして。

う~ん、世の中では違いがあることはあまり知られてないですよね。
私もまったく詳しくないのですが…
衆道の方が精神的な結びつきが強いんだと初めて知りました。

> *引用:「マンガ狂につける薬 二天一流篇」P148

この本は未読ですが、
なるほど、恋愛至上主義=ビッチではないのですね。

コメントありがとうございました♪

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