【すずろ古書譚】 伊東七つ生


すずろ古書譚 (GUSH COMICS)

【あらすじ】
その視線には気づいていた。本棚の陰から様子を窺って、盗み見る視線――。
すずろ古書店で働く砂子には気がかりな客がいる。
高校生のトモだ。彼は101冊の全集を1冊ずつ買い求めにくる常連だった。
本を1冊買う度に、トモへ1つ質問をする秘密の愉しみ。
少しずつ全集は数を減らし、2人の距離は近づいていく。
そんなある日、古書店のオーナーが倒れてしまう。
いずれは閉店もやむを得ないと砂子が口走ると、トモの顔が近づき唇が触れて――。



おすすめ度:★★★★

試し読みはこちら↓

すずろ古書譚

すずろ古書譚




前から読みたかったんですけど、やっと読めました!
独特の雰囲気がある伊東七つ生さんの作品です。

表題作も雰囲気がすごく素敵なんですけど、
私の目当ては同時収録の
読み切り『ピロー・トーキング』
オジサマ好きは必読の作品です!
(あ、表題作は二人とも若いですよ!)

あ、エロは朝チュン程度です。(お知らせ)



ざっくりした感想はこちら。


「本から生まれる物語を楽しむ」

「25年越しのピロー・トーク」

「描き下ろしがまたニクい」


以下、ネタバレありの感想です。





「本から生まれる物語を楽しむ」

舞台は「すずろ古書」という古書店。
本を「読む」のではなく、
本自体に物語が生まれていきます。


主人公・砂子と智果の馴れ初めの
全集101巻を一冊ずつ買う度に
一つずつ質問していくという話も素敵ですし、
智果の大学の教授のサークルも面白い。

本を入り口にして自分を見つめなおすんです。
う~ん、ロマンチックだ・・・。

BL色は薄目ですが、ちゃんと恋愛もあります。
でも、エロは全然ない!
ここはエロかなってところで盛大にずっこけた。

どこまでプラトニックなの!

でもキスされた砂子さんが可愛かったから、許す!




「25年越しのピロー・トーク」

で、読み切りの『ピロー・トーキング』
R45R特集に載った中年×中年なのですが。
すっごくロマンチックだったの!

断食系地味メン・犬養と肉食系美形・沖。
二人はお互いにゲイなのですが、
全く好みのタイプじゃないです。

なのに、一緒に眠るとよく眠れるのでと
同居生活をすることに。
そのまま、何と25年!

一度も深い関係にならなかった二人。
25年も経って、今更恋してしまう。

これがすご~くキュンとするんですよ・・・。
25年の間に、お互いがタイプになってしまうんです。

敢えて別々に寝て、後でノックして寝室を訪ねるの。
すごくラブラブなんですけど・・・!

朝チュンなんですけど、
すごく色っぽくて萌えました!





「描き下ろしがまたニクい」

描き下ろしでは一冊の本を通して
「すずろ古書譚」「ピロー・トーキング」がコラボ。

26年前から8年後までをダイジェストで描いています。
若いオーナーかっこいい!
8年後のキャラ達もみんないい!


伊東七つ生さんのすごいところは、
やっぱりこの画力ですよね。
人物がきちんと歳を重ねていってます。
若い顔に皺だけ描いたのとはわけが違う。


8年後のちょっと大人になった
「すずろ」の二人も素敵だったし、
更に老けた「ピロー・トーキング」
二人もすごく魅力的でした。

ふた組ともすごくラブラブですね!
特に『ピロー~』の二人はイチャイチャしてましたw



全体的にBL色薄めで、
エロなんて皆無なんですけど、
(あ、オナニーはあったか・・・)
雰囲気が素敵で楽しめました!

エロはなくてもラブと色気は演出できる。
そんな作品でした。




ここまで読んで下さってありがとうございました。
いつも応援ありがとうございます(^v^)
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