【美しい野菜 3巻】 松本ミーコハウス 


美しい野菜 3 (onBLUEコミックス)

【あらすじ】
学生時代の因縁の先輩に再会した太郎。
先輩は、昔から太郎のMな性癖に気づいていたSっ気な男で、
現在は大手文芸出版社の編集者になっていた。
先輩からの〝ツボ〟をおさえた加虐的なちょっかいに
興奮を隠せない太郎だったが、
体が「いじめてほしい」と求めるのは
治樹だけでーーー。

「だめだよ
ご主人様をやるなら俺だよ
先輩じゃないよ」

年下さわやかS×地味系ど淫乱Mの
エロティックラブ、
完結の第3巻!



おすすめ度:★★★★★

試し読みはこちら

8/15~各ストアで電子書籍配信始まりました!

美しい野菜 (3)

美しい野菜 (3)





『美しい野菜』3巻!完結編です。
最後まで優しいハードSMでした!
※矛盾してないです

この巻はカップルになった後なので、
最初から最後までずっとラブラブ。

1巻を買った時には表紙と帯が
若干恥ずかしく感じたけど、今は全然平気です。

美しい野菜3 (1)

※帯の後ろのあおり

…いや、やっぱり恥ずかしかった。




~気になるtnk修正情報~

グシャグシャ消し+白線。
「美しい野菜」ってこんなに修正されてた?
って1巻を読んだらあんまりはっきり描かずに
修正しないタイプだったんですね。
2巻からお道具プレイが激しくなって
描写せずにはいられなくなったのか…w


ちなみに雑誌掲載時のぼんやりtnkが
はっきりtnkになった箇所がありました。
(確認するな)




ざっくりした感想はこちら。


「先輩に惑わされなくてよかった」

「治樹がかっこ可愛すぎ」

「SMプレイもいいけど普通のにキュン」


以下、ネタバレありの感想です。







「先輩に惑わされなくてよかった」

2巻はハラハラする場面で終わったのですが、
太郎が意外としっかり意志を持っていて
先輩に惑わされなくて良かった!

泥沼になるのかなって思ってました。

先輩、どんな悪い人なのかなと思ったら
思ったよりヘタレで可愛らしくて善良だった。

思い通りに行かなくて涙目になってるの可愛かったな~。

実を言うと先輩があっさり敗北したのが
最初は拍子抜けに感じたんだけど…

1巻から読み返して見て、
以前の太郎のままだったら間違いなく
流されてぐずぐずだったろうから、
成長したんだな~と感慨深くなりました。

逆に先輩にのろけたりしてるのが微笑ましかったw
のろけ話は可愛くて好きです。




「治樹がかっこ可愛すぎ」

この『美しい野菜』は、治樹での魅力で持ってます。
何てかっこ可愛い男なんだ~!!

ちゃんと太郎の様子を把握して、
ゆるめたり強めたりしながら、
上手に優しくいじめて行く手腕がすごい。

今回一番グッときたのは、
治樹のために仕事を諦めようとする太郎に
発破掛けるシーン。

「先輩と会っても大丈夫だよ
 ちゃんと束縛するしやきもちも妬く
 俺がありながら他のやつに隙を
 見せたら とっちめるから」


「………やりたいことがあって
 全力でやるチャンスがあるなら
 やらなきゃだめだよ」


この回答100点満点でしょ。

カッコいいだけじゃなくてね、
「別れる」って言った時の涙目が
最っ高に可愛かったんです…。

自分から言っておいて泣いてるの。
萌え死ぬ。




「SMプレイもいいけど普通のにキュン」

お○ちゃ王国か!!
って言うぐらいおもちゃプレイいっぱいですw

尿道責めがまさかのレギュラー化。
太郎さん、バイブ何本買ったの…w

エロの真っ最中に編集さんが来るのかと
思ってひやひやしたら違ったw

SMプレイには若干食傷気味になったので、
最後の「プレイじゃないセックス」が一番萌えました。
「奥まで行っていい?」「おいで」
やり取りが可愛かったなぁ~~~。

でも開発され過ぎてナチュラルに
ドライ出来るようになった太郎さん…

「ちんちん壊しちゃったかな?」
「平気だよ」
のやり取りがちょっと怖かった…
ほ、ほんとに平気なのそれ…。





実を言うと、最初に3巻を読んだ時は
ちょっぴりがっかりしてしまったんです。

と言うのは、私はもっと太郎側が成長して
治樹と尽くし尽くされが対等になっていくと
思っていたんです。


でも、ふたを開けたら治樹が尽くす一方で、
また逃避のためのSMプレイをしてる、と。
太郎は成長してないんじゃないか、と。

そう言う感想をお友達に聞いてもらって、
そしてお友達の感想も聞いてみて、
改めて1巻から読み返してみたら、
感想が変わってきました。

今は尽くす量が対等じゃなくても、
二人は愛情が釣り合ってるんだな、と。


治樹にとっては与えることが幸せで、
たまに見返りがもらえればもっと幸せで。

太郎は治樹に甘えてしまいながらも、
それに甘んじているわけじゃなくて、
自分が治樹に与えられるものを探していて。

今は治樹が尽くすターンになっているけど、
何かあったら2巻の時のように
太郎が尽くすターンになるんだと思えました。


すごくすごく好きな漫画だったので、
終わってしまったのが寂しいんですが、
ミーコハウスさんの漫画をこれからも
応援していきたいと思います!




ところで、最後までなかった野菜プレイ。
あとがきでちょっとした漫画がありました。
なすが…いいんだ…w





ここまで読んで下さってありがとうございました。
超長い感想になってしまってすみません…。
いつも応援ありがとうございます(^v^)
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Tag:★5

COMMENT 4

箱マダム  2016, 04. 29 [Fri] 12:09

野菜の成長

1巻って2013年刊行だった・・完結まで
3年か・・SMだけど、太郎ちゃん育成ロープレは
えろい事ばかりじゃなく、けっこう丁寧にお仕事も
人間関係のことも、手間暇かけてもらったな、と
3巻読み終わってじーんとしました。

全巻のループ読みが止まらないよぅ、ひぃぃ
(太郎ちゃんのウレシ悲鳴です)

よく泣くんだ、このふたり。
お互い、はじめてのSMぷれいで滅法なことしたり
感情をみせつつの触手的魂のふれあいを
するから、イイトコ当たると涙腺緩むのかな。
ふだん、泣く描写はすきじゃないんだけど、
快楽で泣くのも、我慢が辛くて泣くのも
きれいな表現なんだなと、この本では思った次第。


「自分の、こうしたい、とちゃんと向き合おうと思った」
2巻で治樹が言うセリフ好きなんだけど、先輩絡みの
いい仕事を諦めようとする太郎を諭したのも
そういう信念からで、ぶれない彼・すてき。

1巻太郎ちゃん、不機嫌そうでカッサカサの一重だったのに
完結のころにはふにゃっとしたきれいな子に変身してた。
ドライでいきまくると女性ホルモン分泌されるらしいから、
そういう意味でも治樹、育てたね~。

でも! 野菜を愛する治樹は、ぷれいに茄子使っちゃダメ~
絶対、事後に調理して無駄にしないと思うから・・。
味噌炒めとか・・だめ・・。

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ハムコ  2016, 04. 29 [Fri] 21:07

>箱マダム様

箱マダムさん、こんばんは!

> 1巻って2013年刊行だった・・

onBLUE、最初季刊でしたもんね~。
ミーコハウスさんはきちんと仕事されてて
こんなにかかっちゃうんだから、
BL愛好者はほんと、待つのがお仕事ですね。

> 全巻のループ読みが止まらないよぅ、ひぃぃ
> (太郎ちゃんのウレシ悲鳴です)

ほんと、通して読むとジーンときますね~。
あんなに柔らかい表情で笑う太郎さんは
1巻からは考えられなかったです。
3巻は二人とも素直になってましたよね。
変な駆け引きしないのが好印象です。

> よく泣くんだ、このふたり。

確かに、泣いてない回はないかもしれない…w
エロの時の生理的な涙はBLではデフォルトとして。
他の時も実によく泣いてましたよね~w
二人の間だけでなら良し、と思えるカップルです。

> ドライでいきまくると女性ホルモン分泌されるらしいから、

え~!そうなんですか?あの変化は女性ホルモンによるものなのか。
さすが治樹。どこでそのテクニックを手に入れたのかw

> 味噌炒めとか・・だめ・・。

味噌炒めwwwなすカレーもダメですねw

コメントありがとうございました♪

Edit | Reply | 

まほ  2016, 04. 30 [Sat] 10:11

No title

おはようございます ハム子さん
いやぁ もう 堪能しました 
純愛S/Mぷれい 

これを見て、さでぃすととは凄く愛してないと
出来ないんだなぁと実感しました

太郎ちゃんは快/楽に貪欲じゃないですか
逃避の手段にも使うし
まぞひずむの要望を満たし、察知するには
凄く深い愛がないと到底出来ないと思いました

治樹も初めは太郎ちゃんに応えてると
思っていたのに、いつの間にか自分の
加虐性が引き出されている...
でも、そこには絶対的信頼があるからこそですよね

太郎ちゃんに煽られる治樹の気持ちがわかるなぁ
私はどS何ですが、愛がないとさでぃすとには
なれないですよね、面倒で
でも、太郎ちゃんは文句なく可愛い
全力でいたぶってあげて喜ばせたくなります



すごく深いせいあいの世界を堪能させて貰って
楽しかったです
こんな世界はなかなかお目にかかれない
調子づいて谷崎潤一郎の小説見ようと思いますww

私も治樹のような愛情深いどSを目指して
精進しようと思いますww

太郎ちゃんがせっ/くすしーんで
「おいで」みたいな事言いましたよね
あれが凄くキュンとしました

治樹を包み受ける包容力を太郎ちゃんが
見せてくれて
元々、太郎ちゃんは無鉄砲に家を出た
治樹のあれやこれや考えてあげてたり
実社会では大人でしたもんね

せいてき嗜好がまぞひずむなだけで
人格は自立してるのが好きです

先輩のどSなお誘いにも流されなかった
太郎ちゃんが良かったです

これも治樹との愛の生活で満たされたから
だなと

美しい野菜はただのラブラブ恋愛だけではなく
もっと深くせいと愛の関わり方やバランス
性格の傾向とせいてき嗜好の違い
などをじっくり掘り下げてると思いました
稀有な作品です

当分読み返して楽しみます



Edit | Reply | 

ハムコ  2016, 05. 01 [Sun] 19:13

>まほ様

まほさん、こんばんは!
返信遅くなってすみませんm(__)m

> 純愛S/Mぷれい 
> これを見て、さでぃすととは凄く愛してないと
> 出来ないんだなぁと実感しました

そうですよね~!SMって愛なんだと初めて思ったのがこの作品でした。
それまでは、SMってただいたぶってるだけなのかなと思ってました。
本当に色々目から鱗の作品でした!

> でも、そこには絶対的信頼があるからこそですよね

そうなんですよね。信頼関係大事!
プレイの激しさと言うより、心の動きが大切ですよね。

> 太郎ちゃんに煽られる治樹の気持ちがわかるなぁ
> 私はどS何ですが、愛がないとさでぃすとには
> なれないですよね、面倒で
> でも、太郎ちゃんは文句なく可愛い
> 全力でいたぶってあげて喜ばせたくなります

まさかのS視点!以前もおっしゃってましたが、
可愛らしい感じからはにわかに信じがたいですw
太郎がどんどん素直になって行くのが可愛いんですよね~。

> 調子づいて谷崎潤一郎の小説見ようと思いますww

お~、私ちゃんと読んだことないです。
マゾヒズムとか脚フェチとか聞いたことありますが…。

> 私も治樹のような愛情深いどSを目指して
> 精進しようと思いますww

頑張って調教してくださいwww

> 太郎ちゃんがせっ/くすしーんで
> 「おいで」みたいな事言いましたよね
> あれが凄くキュンとしました

私も!あれ可愛かったですよね~。
普通の営みならちゃんと年上っぽいんですね!

治樹も自分のエゴを丸出しにしないで、
太郎のために発破掛けて見せるのが良かったです。
実生活もちゃんとして、プライベートと切り替えてる感じが。

次回作の3人のもどういう着地点になるのか分からなくて面白そうです。

コメントありがとうございました♪

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