【僕等の夜は嘘吐き】 ヨシダリョウ


僕等の夜は嘘吐き (arca comics)

【あらすじ】
「お前が男の俺に突っ込まれてアンアン言ってるなんて、誰も知らないもんな」

嘘吐きで変態なトモエ、真面目で優しい愛妻家のミフネ。正反対なのに「仲の良すぎる親友」なのが不思議だと社内で噂される2人には、誰にも言えない秘密があった……。数知れない嘘の中、たったひとつ存在する「本当」とは――。

嘘と秘密の中で懸命に恋を守って生きる2人を描いた表題作ほか、リーマンから学生、実の兄弟、人外×人間まで、恋を巡る7つの嘘と秘密の物語を収録した、心がふるえる、官能的なデビュー短編集。おまけペーパー付き。



おすすめ度:★★★★


電子書籍も同時配信です!



レンタ先行配信です。
他のサイトは9/1~配信予定。



ヨシダリョウさんの短編集です。
同人誌を集めたもののようですが、
確かに趣味に走ってる感じがする。

不倫・女子視点・完全片思い・ガチ兄弟…
色々とバラエティに富んでます。
(どれも人によっては地雷になるかも…)

どのお話にも結構女子が出てきますが
(話によっては女子視点ですが)
それがリアリティーあって面白かったです。

あ、エロは1話目にちょろっとあるぐらい。



~気になるtnk修正情報~

描かないタイプのエロ。
というかエロほとんどない。



以下、ネタバレありの各短編の感想と
総合しての感想です。




■僕等の夜は嘘吐き
■僕等は昼も嘘吐き
■嘘吐きも時には正直


結婚後も続くトモエとミフネの腐れ縁。
世間に色んな嘘を吐いているのは
ただずっと一緒にいたいから。


…いや、不倫は不誠実なんだけど!
恋人のためなら望まない嘘を吐きとおすのも
愛の形かなと思えてしまいました。

嘘ばかりの中、二人の気持ちだけが本物。

悪態をつきながら泣いちゃうシーンは
何だか胸にグッときました…。
不倫嫌いなんだけどな~。不思議。




■人間的恋愛論
■青春的友愛論


コダカ(男)←ナナキ(男)←アマノ(女)

ナナキもアマノも理屈こね回して
自分の恋愛感情を説明するので、
結構お似合いな気がしました。(BLじゃない)

それはともかくナナキの恋心に
まっっったく気づかないコダカの様子が
逆にリアリティあって萌えました。



■愚か者と聖夜

頼りない兄としっかり者の弟。
弟→兄なのですが、これもまた
まっっったく気が付かない兄。

この報われなさが逆にいいですw



■彼女のバタフライエフェクト
■彼のターニングポイント


男子高校生に突然告白されて
付き合うことになったリーマン。

…の話を女性同僚視点で見る話。斬新!

恋人のことを口では「暇つぶし」といいながら
実はデレてる様子がなんか萌えます…w

こういう、カップルの様子を客観的に見る話、好きです。



■滅亡少年恋愛図鑑

三年後99%の確率で地球が滅亡する
という前提で恋をする4カップルの話。

あと三年…人によっては短く思えたり
長く思えたりするのですが、
今を大切に生きようと思える年数なのかも。



■夜宮くんの犬
■夜宮くんの恋


コーサカくんはどうなったの?

えっ…これ…まさか…

コーサカくん…(´;ω;`)ウッ
ヨミヤに惚れられたのが運の尽き…



■誰にも言えない話の話

主人公・ムツミが女子!ずっと女子視点。
ノスタルジックな少女漫画って感じ。

幼馴染のアラタ・タケルの兄弟と
親の再婚で家族になったムツミ。

普通に考えたらムツミがアラタかタケルと
くっつくのが少女漫画なんですが、
これはもちろんアラタとタケルが恋人ですw
※ガチ兄弟
※再婚関係ない


蚊帳の外に置かれてるムツミが切ない…。
ムツミの恋が成就するのが自然だもんな…。





少女漫画の中にひっそりホモ発生。
って感じの話がつまってます。

どのお話でも女子が結構出てきます。
だからこそリアリティとマイノリティ感が出てる気が。
表題作は不倫なんだけど、
仕方ないかもしれない…と思える世界観。

ホモ学園やホモ株式会社じゃないのがいいですね!

エロどころか完全に片思いで終わる話もちらほら。
物足りなさを感じる方は少なくないかも…。
でも、私は結構好きな話が多かったです。

次は是非長編で切ない話を読んでみたいですね。
長編では片思いのまま終わらないことを希望。




ところで、arcaコミックスというと
イイモさんのイメージが強かったので
勝手にこの作品も鬼畜エロかと思ってた…
というのが申し訳ないぐらい真逆の作品でした。

※イイモさんの触手エロ





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Tag:★4

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